ホルモンの種類No2

BLOG | 2018.04.12

こんにちは!北堀江PaRESの北川です。

前回に引き続き今回もホルモンについて書いて行きますね。

成長ホルモンとは?

・脳下垂体から分泌されるホルモン。20歳前後までは身長を伸ばし骨や筋肉の発達に作用。それ以降は細胞の修復や再生、代謝というメンテナンスの役割を担う。25歳をピークに急激に減少。筋肉運動で増加し睡眠の最初の深い眠り約3時間に大量に分泌するので運動と睡眠が重要になってきます!!

女性ホルモンとは?

*卵胞刺激ホルモン(FSH)・・・脳下垂体から分泌し卵巣に刺激を与えて卵胞の成長を促す。月経周期によって正常値が変化するが値が高い場合は卵巣機能の低下、低い場合は排卵障害の可能性があります!!

*黄体形成ホルモン(LH)・・・脳下垂体から分泌し成熟した卵胞を刺激して排卵を促す。子宮内膜の維持に必要なプロゲステロンの形式を促進する役割も。月経周期で正常値が変化。更年期は数値が急上昇するとも言われている!!

*エストロゲン・・・卵巣から分泌される卵胞ホルモン。妊娠しやすい環境や女らしい身体を作る他血流を促し、自律神経を整え記憶力・集中力にも関与。骨密度を保ち肌や髪の潤い・ハリ・ツヤを維持するなど美容に大きく貢献。過剰だと乳がんや子宮ガンなどのリスクも。20代〜30代をピークに減少し40代後半から激減。更年期以降は微量ながらDHEAから変換されると言われている!

*プロゲステロン・・・卵巣から分泌される黄体ホルモン。受精卵を着床させる為に子宮内膜を整えるなど妊娠と妊娠の維持が本来の目的。基礎代謝を上げ、乳腺の発達、食欲増進、体内の水分も守る。プロゲステロンの多い黄体期にはむくみや頭痛などPMS症状が出る事も。無月経や排卵異常では数値が低下し、卵巣機能が衰えると分泌量は減少。慢性疲労や鬱症状にも関わる!!

副腎皮質ホルモンとは??

・副腎では、コルチゾールやアドレナリンなど50種類以上のホルモンが作られておりその一つDHEAは必要に応じて性ホルモンにも変換される”マザーホルモン”。ストレスがかかると血糖値や血圧を上げる為にコルチゾールが分泌され、同時に大量の活性酸素が発生する。その火消しとして働くのがDHEA。免疫力アップや疾病予防・メンタルコントロールにも役立つ抗ストレスホルモンでもある。過剰なストレスが蓄積されると、DHEAの働きが追いつかなくなり疲労感や気力の低下・不眠・頭痛などの副腎疲労の症状が起こる!

男性ホルモン(テストステロン)

・男性は精巣で作られるが女性は副腎と卵巣から少量を分泌。筋肉量・活動性・記憶力に影響し減少すると気力や性欲が低下する。更年期などでエストロゲンが減ると男性ホルモン優位になる為体毛が濃くなる・ニキビ・薄毛などおじさん化のリスクも!!

では、次の記事で『ホルモンが整う生活習慣について』書いて行きますね♪

ホルモン種類